引っ越して1か月程たったころ、手紙が届きました。
「ボイラーとヒーターの点検をします。訪問日時の打ち合わせのため、お電話かメールでご連絡をください。」
・・・・・宛先も私の名前でなく住人の方へ(たぶん)、アパートの管理会社の名前もどこにもなく、もしかして営業の手口?
とりあえず、手紙をスキャンしてどうしたらいいかを管理会社にメールしたところ、
「そこに連絡すれば、ボイラーの点検に来てくれます。」(めっちゃ簡単!)
う~ん、費用はどうなるのよ?一応確認しておきたいなあ。メンテナンス会社へ聞くか・・・「点検に来てほしいのですが、私はここに引っ越してきたばかりで仕組みがよく分りません。費用はどうなりますか?」
このメンテナンス会社、対応早かったです!数時間後には返事がきました。「費用は○○(管理会社)が支払います。明後日はご都合いかがですか?」
当日、ここにきて初めて感動したことが・・・ボイラーの技師さんが、私がスリッパに履き替えるのをみて、自ら靴を脱いでくれたのです!一番最初に室内に来たのは洗濯機の配達人で、丁寧にお願いしてみましたが、規則で安全靴を履くことになっているから脱げない、と言われ、それ以来もう諦めて、誰か来るたびに掃除、はい掃除をしていました。まあもともと古いのもあり、以前も靴を履いて生活していたでしょうから、床は掃除してもそれほどきれいというわけではなく、スリッパの裏もすぐに黒くなってきましたが。
さて、ボイラーのほうは、
「ちゃんとお湯は出ていますか?」
「はい、出ています。」
「いくつかの部分がかなり消耗していて、部品を取り換えなくてはなりません。修理時間は3時間くらいかかります。2週間以内に修理します。」
「2週間は大丈夫ですか?その間ちゃんとお湯は出ますか?」
「大丈夫です。」
・・・・・よかった、あぁよかった、いきなりお湯が止まる前に修理してもらえそうです。とはいえ、怖いのでシャワー以外のお湯の使用を止めておきました。
それまでの経験から、もう待ちません!4-5日後にメールしました。
「先日は点検に来ていただいてありがとうございました。2週間以内に修理すると聞いていますが、訪問はいつになりますか?」
またすぐに返事がきて、3日後にきてもらえることに。
しかし、前回の技師とは違った・・・靴脱いでもらえませ~ん。
とにかく、みてもらったところ、
「お湯出ていましたか?」
「はい、出ていました。」
「ここ、見てください。(一か所溶けていて)ここからガス漏れしています。固まっているのでこの部分の部品が外せません。ボイラーごと交換しなくてはなりません。」
(ガス漏れ・・・・・ガス臭くはなかったけど、怖い)
「今から管理会社に電話して大家の許可を得ます。それから在庫がある店舗に新品を取りに行きます。もし、在庫がなければ、そのときにどうするか考えましょう。」
許可はすぐに降りて、在庫もあり、無事に新しいボイラーが設置されました!
ちゃんとお湯もでますが、1つだけ新たな問題が・・・シャワーのプレッシャー、日本と比べたら弱いのですよね。設置されているシャワーヘッドは3段階になっており、一番強いので使っていましたが、なぜかそうするとボイラーが動きません。聞いてみたところ、そこはよくない(使えない)、他の2つで使ってください、と。
今回の技師さんもコミュニケーションはとれるものの、英語で詳しい説明となるとむずかしいようです。「this is not good.」と言われるだけです。もちろん、基本的な会話が英語でできるだけでもありがたいのですが。
しかし、ボイラーのカバーを設置するときに、踏み台になにかないかと言われ、ベランダから汚れた三脚を持ち込むのが嫌だったため、丸椅子を提供しました。やはり靴は脱いでもらえず、上に紙を敷いて乗ってもらいましたが、ふと見ると、紙が落ちて、靴のまま乗っていましたー(泣) 拭きますよ、しっかり拭きますとも。
まあとにかく、ガスが大量に漏れたり、いきなりお湯が出なくなる、という事態は(今のところ)避けられたようです。 (でもやっぱり、続く)
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