もう、髪を切りたくて切りたくて・・・というのも、出発前にしばらくカットにいけないから、ギリギリのところで短くしてください、とお願いしたのに、くくる時にくくりにくくなるから、とあまり短くしてもらえず、2か月でもう切りたい状態。
この1か月間、探していましたが、カットだけで€40とか、どこもけっこう高くて悩んでいました。
日本人の美容師さんになら出してもいいけど、アムステルダムまで行かないとならなくて、交通費がかかります。
1000円カットとかないんかなー
が、見つけました!カット&ブローでなんと€14.20!!
どうせこっちの美容師さんは、アジア人のボリュームのある黒髪に慣れてないし、どうせまっすぐに切るのはヘタクソだし、高くても安くても同じやわ。ここ行こ、ここ。
インターネットで、当日の午前中に午後の予約を取って、いってきました。
広いスペースだったせいか、美容院のジアミン系や香料のにおいがそれほどきつくなく、ここならがまんできるなーと思い、待っていました。
が、何か普通の美容院でないような・・・美容師さんたちが異常に若い!10代?そして、明らかに10代ではない、貫禄のある女性が数人、美容師さんたちに口をはさんでいます。後ろのほうでは、マネキン相手に練習?している制服を着た美容師さんも・・・。
と、私の順番がきたので、これまた若い美容師さんについていき、席に座りました。
「どのようにカットされますか?」
「ここをこうこう、こうこう、でお願いします。」
(ここで若い美容師さん、英語が分からないのか、私の発音や言い方がよくなかったのか、貫禄のある女性を呼びにいきました。)
説明もうまくついて、次に、シャンプー台に案内されました。
こちらのシャンプー台は、座ったままの状態です。横になることはありません。
私は、ちょっとにおいに敏感なので、香料が入ったシャンプーを使いたくなく、カットだけのときは、シャンプー無しにしてもらい、カラーリングするときは、自分のシャンプーを持参していました。
安い美容院なので、まさかシャンプーがついているとは思っておらず、持参していませんでした。
「私はにおいに敏感ですので、シャンプーは無しで、お湯だけですすいでもらえますか?」
「あー、ちょっと確認してきます。」
(なんで、いちいち確認するのかなー?)
先程の貫禄女性が来て
「カットの前にはシャンプーをすることになっています。そうするとカットがきれいに仕上がります。完全に無香料のシャンプーがございます。それでよろしいですね。」
ああ、そうですか、(ちょっと怖いけど)それでいいですよ。
さて、シャンプーですが、あまりゴシゴシ洗わないのはよかったのですが、すすぎが全然足りません!上からサアーっと1回すすいで終わり、です。
イギリス人は(なににおいても)すすがない人たちですが、オランダ人もすすがないのだろうか・・・
以前はロンドンに滞在していたので、日本人がいる美容院がたくさんあり、他に比べてそれほど高くもなかったので、いつも日本人の美容師さんにカットしてもらっていました。今回、なんとヨーロピアン美容師さんデビューでした!
日本のように、首にタオルを巻くこともなく、シャンプーしたあとに髪をタオルで巻くこともなく、そのまままた、元の席に案内されました。
カットが始まりましたが、明らかに手つきが慣れていません。う~ん、研修生?皆そうなのかな。
しかも、ボリュームのある手ごわい黒髪です。丁寧に少しずつ切ってくれましたが、時々はあーっと溜息をつき、眉間にシワを寄せていました。ごめんなさいねえ、これも練習と思って・・・
明らかに説明したよりも短くなっていますが、もうまな板のコイ状態。
一通り終わったときに、若い美容師さんが明らかに誰かを探し始めました。ほどなく、先ほどとは別の貫禄女性が現れ、私の髪をチェックし、彼女にここをこーして、そこをこーして、と指導?しています。
また少し、あちこち切り(わっ、もっと短くなる・・・)、それから、ドライヤーで乾かし始めました。日本だとブラシを使ってブローしますが、手櫛でザザっとかきあげて乾かして終わりです。
再び、貫禄女性が現れ、「お気に召しましたか?」と聞くので、素直に、はい、と言っておきました。
しかし、また、ここをこーして、と言われ、彼女は溜息とともにハサミをもち、また少し切りました。
もっと大胆にアレンジするとか、やりたいのだろうなあ。ごめんなさいねえ、ただ切るだけで。
とにかく、カットも無事に終わり、支払しようとしたとき、
「€9.50です。」
???ホームページでは、14.20だったのに?
たぶんブローはきちんとブラシを使ってするのではないかと思いました。乾かすことだけは、ただのカット(€9.50)に付いていたのでしょう。
そして、家に帰ってから、確認してみると・・・
私が検索して最初にみたページは、ハーグの美容院の詳細(場所とかメニュー)でして、他のページはみませんでした。ホームに戻ってみると・・・・・そこは、美容師学校でした。美容師と思っていましたが、生徒だったわけです。
この美容師学校は、ハーグ以外にもあり、場所によって値段が少し違うこともあります。男性のお客さんもいました。ちゃんと先生(貫禄女性たち)がチェックしてくれるので大丈夫・・・と思います。
Nederlandse Kappersakademie
ホームページは、こちらから。
ちなみに、美容院で使った無香料シャンプー、香料付きのものよりもマシですが、その晩、ゴシゴシ2度洗いしてもまだにおいが少し残りました。次回はシャンプー持参でいこうと思います。
さて、次はカラーリングしてもらえるところを探さなくては・・・・・。
*2016年1月3日 追記あり。
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