オランダの交通事情(1)ov-chipkaart

2015/09/21

オランダ

オランダで電車やトラムを利用するときには、ov-chipkaartというICカードを持っていると便利です。

他のサイトでもいろいろと紹介されていますが、私が実際使ってみたりして理解した範囲でご紹介します。情報は変化しますので、利用されるときは、最新情報を確認してください。

NS(オランダの電車)、トラム、地下鉄、バスの共通のICカードです。1回ごとの切符もありますが、長期で滞在する予定があれば、作ったほうが便利です。

カードには、記名式と無記名式の2種類があり、私が使っているものは、無記名のものです。

記名式は、住所登録していなければ作成ができないので、到着してすぐには作ることができません。写真も必要で、記名本人のみ利用可能です。その代り、年齢によって割引があり、インターネットで利用履歴を確認できます。盗難や紛失時には、チャージしていた分を戻してもらうこともできます。

無記名のものは、別々であれば、他の人が使うこともできます。しかし、紛失してもチャージしていた分は戻ってこないので、私は多額のチャージをしないようにしています。

どちらも作成するときに、€7.50かかります。無記名式は4-5年有効とのことですが、私のカードは、2015年3月に作成し、2020年7月1日まで有効、となっています。

NSに乗るときは、€20、トラムなどに乗るときは、€4の残高が残っていなくてはなりません。それを考えてチャージしておく必要があります。

スキポール空港に到着する場合、自動券売機もありますが、私は、有人の窓口で購入したほうがいいように思います。空港は人混みも多く、観光客を狙ったスリもいます。券売機は英語表記もあり、クレジットカードとコインが使え、カードの有効化もできますが、慣れない機械操作の上、財布を出したり、荷物に気をつけたりしなくてはなりません。特に一人で行動しているときは要注意です。

窓口でカードを購入するときは、1等か2等で有効化(英語でactivate, activation)も頼んでおきましょう。私はもちろん、2等で有効化しました。有効化しておかないと利用することができません。

電車に乗るときは、乗車する前に、読み取り機にカードをかざして、ピーもしくはピピっと鳴ることを確認しましょう。駅によっては改札がない駅もあります。写真は、デンハーグ中央駅の読み取り機ですが、スキポール駅には、プラットフォームにいく下りエスカレーター付近に設置されています。


また、スキポールからロッテルダムに行くときで、Intercity Directに乗車するときは、追加料金が必要になり、それ専用の読み取り機がプラットフォームにあります。以前にロッテルダムに直接行ったとき、エスカレーター横の読み取り機に気付かず、プラットフォームの追加料金用の読み取り機を普通の読み取り機と勘違いして、カードをかざしました。電車内で車掌さんがチェックに来たときに説明してくれ、カードから料金が引かれていないので、その場で現金で支払いました。同じ間違いをする観光客が多いようで、対応も慣れたものでした。

そして、目的地に到着したとき、駅によっては自動改札もありますが、ない場合もあるので、忘れずに再び読み取り機にかざしてチェックアウトをする必要があります。



自己紹介

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mioです。2015年6月に関西からオランダに引っ越してきました。以前にイギリスに住んでいた経験もあり、ヨーロッパには慣れているつもりでしたが、オランダでは新たな発見の毎日!私の経験したこと、感じたことをつづります。

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